日本アニメとコラボ
フィットネスアプリ「STEPN」は18日、日本の人気アニメ「攻殻機動隊 SAC_2045」とコラボレーションすることを発表した。
今回のコラボで、アニメをモチーフにしたデジタルスニーカーを抽選販売する。このスニーカーは、暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)との共同ブランドだ。スニーカーはすでに、NFT(非代替性トークン)電子市場「MOOAR」で、順番に販売が開始されている。
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攻殻機動隊 SAC_2045は、1989年に士郎正宗氏により発表された原作コミック「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」が起源。アニメーション、ハリウッド実写映画など様々な作品が展開されている。
シーズン1は、Netflixにて2020年4月より全世界独占配信。そして、シーズン2もNetflixで、2022年5月23日より全世界独占配信をスタートした。
今回販売するスニーカーは大きく分類すると、「Genesis」と「OG」の2種類。販売期間は同じだが、販売数や価格、モチーフにする登場人物、販売間隔などに違いがある。支払いはGMTトークンで行われ、価格はGenesisが3,500GMT(13.8万円相当)、OGが300GMT(1万1,900相当)だ。
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なお、今回のコラボは上記ツイートに加え、「TEAMZ WEB3 SUMMIT」のイベントでも発表された。
NFTとは
「Non-Fungible Token」の略で、代替不可能で固有の価値を持つデジタルトークンのこと。ゲームや音楽、アート作品、各種証明書など幅広く技術が活用されている。
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日本は重要な市場
STEPNのアプリはリリース後、日本でも急速に人気が広まった。STEPNのチームは日本を重要な市場とみている。
2022年4月には、日本の大手スポーツブランド「アシックス(ASICS)」と共同でIGO(Initial Game Offering)を実施。共同ブランディングしたNFTスニーカーは、「Binance NFT」で抽選募集が始まると瞬く間に多くの参加者を集め、大きな成功を収めた。
また、同年8月にはLINE Xenesis株式会社と覚書を締結したことを発表。この時、STEPNの運営企業Find Satoshi Labの共同創設者Yawn Rong氏は、以下のように述べている。
約9,200万人が利用するLINEの最大の消費市場の一つである日本は、STEPNの最も重要な市場の一つでもあると考えている。
今後も取り組みを継続し、日本のユーザーにさらにWEB3の世界を楽しめる機会を提供していきたい。