AI MEDIA LAB の強み

2014年から仮想通貨・暗号資産業界に携わってきた経験や情報網を基に得ることのできる情報に加え、昨今成長著しい AI 技術を応用した市場解析、テクニカル分析手法やオンチェーン分析に基づき、選び抜かれた専門家が長期・中期・短期の3段階の投資判断による徹底した情報提供を実現できることです。
それらの情報と、分析や研究を行い続けてきた実績を、お客様の資産運用にお役立ちさせる事を御約束致します。

ジャック・ドーシー氏、アップルペイのビットコイン対応をティム・クックCEOに要求

web3

ビットコイン対応を要求

以前ツイッターのCEOを務め、現在は金融企業のブロック社を率いるジャック・ドーシー氏は27日、米IT大手アップル社のティム・クックCEOに対し、なぜアップルペイ(Apple Pay)は暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)に対応しないのかと訴えた。

この訴えは、分散型SNSアプリ「Damus」に対するアップル社の対応が起点になっている。アップル社は先月、ライトニングネットワークを活用したDamusのビットコイン投げ銭機能「Zaps」をガイドライン違反だと指摘し、期限内に対応しないとアプリストアからアプリを削除すると警告していた。

その際、アップル社はDamusに対し、アプリのバージョン「1.4.3」を再調査したと説明。そして、投げ銭がデジタルコンテンツを受け取ることにつながったり、関連したりする場合は、アプリ内課金の仕組みを利用しないといけないが、Damusはそのルールに従っていないと指摘した。

この指摘を受け、ドーシー氏は当時、アップル社はZapsの仕組みや目的を誤解しているように感じると主張。ほかにも、Zapsは何かを購入するための行為ではないとの指摘が多く上がっていた。

今回ドーシー氏が冒頭のように訴えたのは、アップル社が今回の解決策の1つとして、Damusに対してアップルペイを利用するように提案してきたため。この提案を受けドーシー氏は、アップルペイをビットコインに対応させるように要求している。なお、ツイッター上ではクックCEOの回答は確認できない。

Damusの対応

この点についてDamusは「アップルペイが検閲耐性を備え、P2P(ピアツーピア)決済に対応したら、アップルペイを利用する」と述べた。

結局Damusは28日、バージョン「1.5」へのアップデートを実施。これまでは各投稿に投げ銭を行うためのボタンがついていたが、最新バージョンではプロフィール欄にしかついていない。投稿を見て投げ銭をしたくなったユーザーは、プロフィール欄に移動する必要がある。

ツイッターに投稿されているアップル社のコメントを見ると、投稿されたコンテンツから直接投げ銭が行えるようになっていない場合は、アプリ内課金を利用しなくて良いと書かれている。

現時点では、プロフィール欄からであれば投げ銭ができるというのが、今回の解決策となった模様。Damusはこの解決策について、「P2P取引というユースケースにさえ対応していないアップル社のソリューションの使用を、開発者に強いるための重い負担だ」と主張した。

Damusは今回の対応を受け、「パソコンやアンドロイド版などで稼働するように、Zapsをオープンプロトコルとして開発しておいて良かった」とコメント。アンドロイド版のアプリのリリースを検討しているとも述べている。

Damus⚡️ (@damusapp) on X
Their suggested fix is to use apple pay. Sure, I'll use apple pay when it supports censorship resistant, peer-to-peer payments to anyone in the world. Maybe sta...
タイトルとURLをコピーしました