ブラックロックに似た面談か
米SECは、仮想通貨現物型ビットコインETFの上場申請について、今週7日に申請側のフィデリティと会議を行ったことが判明した。
今回の会議でフィデリティから発行・償還手段である「in-kind(現物の受け渡し)」のプロセスに関するプレゼンテーション資料が提示されている。
フィデリティは要点として「裁定取引とヘッジ取引は、現物建て(in-kind)の方が効率的だ。自己清算型ETFマーケットメイカー会社は仮想通貨関連会社を持つ非自己清算型ETFマーケットメイカー会社のエージェンシーAP(指定参加者)として機能することで、効率的な裁定取引を促進することができる。現物作成と償還を可能にすることは、すべての参加者の取引効率とセカンダリーマーケットのプライシングを向上させるために非常に重要である」と主張している。
フィデリティの現物の受け渡しの仕組みは、ブラックロックのものに類似する。ブラックロックも先日SECに現物の受け渡しの仕組みを選んだ理由をプレゼンした。
一方、ARK Investは「in-cash=現金の受け渡し」の方法にしている。
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最近の会議では、SECと申請側の資産運用会社との間で現物の受け渡しあるいは現金の受け渡しに関する技術的な側面をめぐって議論されていた。提出書類の修正や会議に関するメモが何度も出されるなか、近くSECがビットコインETFを承認する可能性があると、7日に業界幹部を取材したロイターの報道で明かされた。
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一方、SECは今週グレースケールの仮想通貨現物イーサリアム(ETH)のETF上場申請の可否判断を延期した。


ビットコイン上昇
ビットコイン(BTC)の価格は、昨夜の米11月雇用統計結果や今回のフィデリティのニュースを受けて再び44,000台に復帰した。

出典:バイナンス