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SBI、日本でTradeFinexと合弁会社設立 仮想通貨XDCとCorda活用の実験開始

国内ニュース

実験開始を開始

国内大手SBIホールディングスは27日、今年9月の発表通り、アラブ首長国連邦(UAE)のTradeFinex Tech Ltd.(以下、TradeFinex)と合弁会社を設立したことを発表した。

企業名は当初の仮名の通り「SBI XDC Network APAC株式会社(以下、SBI XDC)」。今回の発表では、第一号の取り組み案件として実証実験(PoC)を開始したことも公表している。

SBI XDCの所在地は東京で、設立年月日は今月18日。事業内容は以下の通りである。

  • XDC Networkのマーケティングとビジネス開発
  • XDCの取り扱いを検討する暗号資産(仮想通貨)取引所のコンサルテーションとマーケティングサポート
  • サブネット開発者のマーケティングとビジネス開発のサポート

事業内容にあるXDC Networkとは、TradeFinexが展開する、貿易金融を効率化するためのブロックチェーンプラットフォーム。現実資産(RWA)や貿易資産のトークン化、貿易文書の電子化などを行い、世界の貿易業務を円滑に進めるためのスマートコントラクトシステムとして利用されている。

XDC NetworkのネイティブトークンであるXDCは今年5月、SBI VCトレードに上場。今回の発表では、今後はXDCの取り扱いに加え、貿易金融やクロスボーダーペイメントなどを中心としたグローバルな経済活動において、XDC Networkの技術を用いたユースケースを拡大できるよう取り組んでいくとした。

第一号案件の内容

上述した第一号案件は、XDC NetworkとCordaおよびCorda Bridgeを接続する実証実験である。

Cordaとは、SBI R3 Japan株式会社が提供するブロックチェーン。Corda Bridgeとは、IMPEL GLOBALという米企業が提供するブリッジである。

実証実験の具体的な内容は、CordaとCorda Bridgeを介し、企業間取引における法定通貨の決済をXDCで行うこと。発表では「プライベート・パブリック両面で利用できるハイブリッド型ブロックチェーンを活用することで、取引情報などプライベートな領域と、価値の移転といったパブリックな領域を含む決済をワンストップで行うことが可能となる」と説明している。

この仕組みが実用化されれば国際貿易などの事業者間取引において、法定通貨を用いた通常の場合に比べて効率性が向上し、円滑に決済を行うことができるようになるとした。

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