SOL&ZPGキャンペーン開催
ステーキングで11銘柄対応
プライム市場上場のセレスグループ、株式会社マーキュリーが運営する暗号資産取引所「CoinTrade(コイントレード)」は28日、ソラナ(SOL)を含む4つの新銘柄の取り扱いを開始した。加えて、同社の暗号資産運用サービス「CoinTradeStake(コイントレードステーク)」において、ソラナ(SOL)を対象としたステーキングサービスも同日から提供している。
これを記念して、同社は「SOL&ZPG<第1弾>キャンペーン」を4月11日まで展開している。このキャンペーンにおいて、CoinTradeで1SOL以上の購入とステーキングを申し込んだユーザーは、条件を満たせば最大で3000円相当のSOLを受け取ることができる。さらに、外部から1SOL以上を転送し、ステーキングへの参加を申し込んだ場合もキャンペーンの対象となる。参加条件や詳細については、公式サイトでの確認を推奨する。
ソラナ・ブロックチェーンは、高速なトランザクション処理能力と低コストの取引が可能なスマートコントラクトプラットフォーム。並列処理技術を駆使し、大量のトランザクションをスムーズに処理できる点が特徴で、AI/GPUネットワークのRenderやMove to Earnフィットネスアプリ「STEPN」の第1レルムなど、多数の重要プロジェクトに採用されている。
ソラナ(SOL)はそのネイティブトークンであり、ガバナンスやステーキングとして利用できる。
CoinTradeStakeでは、ユーザーが暗号資産を用いて資産運用ができる「ステーキング」という仕組みを通じて、ブロックチェーンの維持に貢献することで得られる報酬を月3回提供している。公式サイトによると、ソラナに関する想定年率は6%(目安)とされている。
販売所「CoinTrade」の取り扱い銘柄数は全18種類となり、ステーキングサービス「CoinTradeStake」では、国内最多となる全11種類の暗号資産を取り扱うこととなる(3月28日時点)。
ジパングコインなど3資産を追加
CoinTradeはまた、ジパングコイン(ZPG)、ジパングコインシルバー(ZPGAG)、ジパングコインプラチナ(ZPGPT)の取り扱いを開始した。
三井物産デジタルコモディティーズ株式会社によって発行され、金、銀、プラチナといった実物資産を裏付けとして価格の安定を目指している。インフレ対策としての資産性を持ちながら、デジタル化による利便性の向上と小口投資の実現が特徴である。基盤技術には、bitFlyer関連企業が開発した独自のブロックチェーン技術「miyabi」が採用されている。
特に、ZPGは「デジタルゴールド」としての性質を持ち、1ZPGは金現物1gと同等の価値(円換算)を有する。2022年2月17日から2023年3月31日までの期間における、ZPGの総発行数量は34760ZPG、総払込額は291,029,346円に達している。